たこ焼きの移動販売の出店場所を考えてみる

どうも、ホーリーです。
昨日の記事ではたこ焼き屋に求められるスキルを書いてみました。
その中でたこ焼きの商品特性を分析してみたんですが、この商品特性によって出店場所も決めないと売れないだろうなって思ったんですよね。
たこ焼きの商品特性としては
- 単価が安い
- どちらかというと主食ではなく小腹が空いたときに食べるもの
- ついで買いの要素が高い
この辺りがあげられると思います。
よくスーパーの入り口付近や大型店舗の駐車場の片隅にやっているたこ焼き屋さん見ないですか?
あの出店場所はこのたこ焼きという商品の特性を考えるととても合っていると思うんですよね。
たこ焼きってついで買いで買う人が多いと思う
たこ焼きって多くの場合がついで買いで、わざわざたこ焼きを買いに行くってことは少ないと思います。
まぁ、歩きや車で10分以内で買える場所にいるならたこ焼きを目的に買い物に行くこともあるかもしれませんよ。
でも多くの場合は何か必要な用事があって、近くにたこ焼き屋があれば寄って買っていく。
そんな何かのついでに買うっていう行動パターンだと思うんですよ。
あっ、これはテイクアウト専門店の場合ですからね。
たこ焼き居酒屋みたいな形態にすればお客さんの導線は全く違ってきます。
これは僕だったらこう思うだろうなっていう仮説なのですがあなたはどう思いますか?
だから日ごろからよく行く場所、例えばスーパーとか日用品を買うような場所。
このような場所の入り口付近に出店するのはついで買いを誘いやすいと思うんですよね。
たこ焼きを今、買う理由をつくる
でも、毎日出店しているというのはあまり効果がないと思うんです。
移動販売ならではの許可さえもらえればどこにでも出店できるという特性をいかして不定期出店で出店場所をいくつか確保し、何日かごとに変えていくスタイルがいいのでは思うんですよ。
っていうのは毎日だといつでも買うことができるっていう認識ができしまいます。
そうするとお客さんは”今日買う”、”今買う”理由がない思うんですよね。
でも不定期出店だとどうでしょう。
いつものようにたまたまお店に行ったらたこ焼きを売っていた。
次はいつここで販売するのかわからない。
ここにはたこ焼きを売っていることに対する希少性が生まれるはずなんですよね。
そうなると次いつ買えるかわからないし、今日の帰りに買って帰ろうっていう心理が生まれやすいと思うんです。
つまり、今日、今買う理由ができるんですね。
たこ焼きっていう商品の特性上ついで買いの要素がとても強いと思います。
スーパーやコンビニのカウンターに置いている商品のようなものです。
価格も安い分、すぐに手に取りやすい。
そして小腹が空いていれば食べられる。
だから買う時間帯もいつでもいいんです。
お酒のつまみにもなりますし、お酒の後の締めにもなりますしね。
だからちゃんとお客さんの心理を分析、予測して出店場所を考えることで売れるたこ焼き屋ができると思うんですよ。
もちろん、おいしいっていうのは当たり前の話ですけどね。
なかなか面白そうな商売ですね。
最後に
僕がたこ焼き屋の出店でイメージできない場所。
それが幹線道路沿いです。
通行量の多い道路沿いでわざわざ駐車して買いにきてくれるのだろうかって思うんですよね。
車で走っていればお店を見つけたとしても通り過ぎてしまう可能性も高い。
ましてやすぐに購入できるのかもわからない。
もしかして注文してから提供されるまでに待たされるんじゃないかって。
たこ焼きを買ってもらうにはこの”わざわざ”っていう部分をいかに無くしていくかだと思うんですよ。
だから道路沿いは歩いている人、自転車で通る人をターゲットにするのがいいんじゃないかなって思うんですね。
自転車の人も自転車から降りずに買えるくらいのノリですね。
わざわざ自転車から降りなくてもいい、ここも”わざわざ”を取り除いた工夫ですよね。
あくまでもこれは僕の仮説ですからね。
これを念頭に実際の現場や日常生活で意識して検証していきたいと思います。
今回もお読みいただきありがとうございました。