他との違いがわかるコンセプトの作り方はこの本から学べ(書評)

   

 

どうも、ホーリーです。

すごい本を見つけてしまいました。

以前、コンセプトについて書かせてもらったのですがもう少しこのあたりの勉強をしときたいなーと思っていたんです。

少し前から気にはなっていたんですが、後回しになっていて。

実際に手にとって読んでみたらすごく勉強になったので書評を書かせてもらいます。

 

今回読んだ本は”コンセプトのつくり方 たとえば商品開発にも役立つ電通の発想法”です。

ブログでも企画でもビジネスでも

何かコンセプトを作ろうと思っている方にはとても参考になる本だと思いますよ。

 

コンセプトは身体で考える

 

いきなり最初からエッと思ってしまう興味をそそるタイトルから始まります。

コンセプトは普通、自分の頭で考えると思いがち。

身体で考えるってどういうことって思いますよね。

 

これは自分の主観的な経験や直感、感情などのデータにならないことも取り込みながら考えるってことです。

自分の人生経験と自分という人間性全部を使って考えるのです。

 

このデータにならない感覚の部分を大事にしようという主張が他にはないと思いました。

 

コンセプトに必要な2つの軸

 

コンセプトは2つの軸の相互作用で生まれます。

それが

  • マネジメント軸
  • コミュニケーション軸

です。

 

マネジメント軸とは組織や個人の「ビジョン」と「具体策(現実)」の間の行ったり、来たり。

客観的で論理的。ビジョンと具体策をロジカルに結ぶ。

 

コミュニケーション軸は「ターゲット」と「商品・サービス」間の行ったり、来たり。

主観的で感覚的。ターゲットと商品・サービスをホンネで結ぶ。

 

この2つの軸を両立させるのが身体的思考法です。

そしてマネジメント軸とコミュニケーション軸が十字で交わる部分にコンセプトがきます。

 

マネジメント軸に偏りすぎたコンセプトはどこか機械的というか人間味がないものになるのではないかと思いました。

そして何よりも他と同じ、似たようなものになりやすいというイメージです。

ロジックで説明できるということは再現性が高まり、データも得やすいです。

ということは真似しやすくなるというデメリットが発生します。

 

人間は楽をしたがるものです。

だから楽な方に流れ真似しやすく実績がでたことばかりに集中するのだと思います。

 

コンセプトの前に必要なものはビジョン

 

ビジョンというのは働いている人、そしてお客さんが一緒に目指せるものだと思っています。

目指しているけど今の現実では届かない。

その溝を埋めるためにコンセプトを打ち立てます。

 

だから何かしら目指すものがなければコンセプトは作れません

この本では

”ビジョンの実現に向けて課題を解決する新しい視点”がコンセプトと表現しています。

 

ビジョンに対して解決方法はたくさん考えられます。

恐らくビジョンというくくりであれば同じようなビジョンの会社は多いと思います。

 

人々に幸せを与える、世の中を良くするというような壮大なものがビジョンだからです。

 

だからたくさんある解決方法の中で自分たちならではの解決方法の提示がコンセプトと言えるのではないでしょうか?

 

ビジョンの実現に向けた課題の解決に生身の自分自身の感性が入っているか

 

僕はこの本のキモとなる考え方は人間らしさと感じました。

生身の人間から生まれる経験や価値観、考え方、ホンネという部分です。

ここから生まれる課題の解決というコンセプトはコンセプトを作る本人と理想をかけ合わせたもう一人の一段回上の人間を作るようなものだと思います。

 

だからコンセプトは生き物ではないかとも思っています。

過去ではなく未来を作っていくもの、未来に向けて生きるものです。

 

自分なりに全体像をまとめてみました。

 

  • 自分自身という人間から出るホンネと
  • お客さんになるであろう人間のニーズのホンネを
  • ビジョンの課題解決というコンセプトと商品・サービスを結び
  • 同じ方向を向いて歩く

 

ということだと思います。

 

まとめ

 

本を読んだ内容をもとに自分なりに噛み砕いて自分の考えを書かせてもらいました。

だからこれを書評といっていいのかわかりません。

 

僕は今まで読んだ本の中でコンセプトの作り方をこのような視点で述べている本ははじめてでした。

どちらかと言うと論理的な視点でリサーチをして頭だけで作っていくアプローチが多かったかなーと思っています。

 

だから今回この本を読んですごく新鮮に感じました。

 

それとすごく深くて自分の人生の全てを使うコンセプトの作り方だなと思いました。

なんだか自分の生き様がコンセプトにあらわれ、それを仕事にしていくような。

 

実は今回このブログでは

じゃあ具体的にどうしたらそのような魅力的なコンセプトが作れるのっていうところは紹介してません。

 

そこは実際に作る段階になったら実際にこの本を取ってみて勉強しながら進めてみてほしいと思います。

本の厚さもすごく薄くてすぐに読めてしまいます。

それだけ、重要な部分をシンプルにまとめ上げたということでしょう。

 

是非、あなたも人生をかけた仕事のコンセプトづくりに活用してみてください

 

それでは今回もお読み頂きありがとうございました。

 

 - 書籍

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。